尿中LH検査と不妊検査
不妊治療を行っていくためには、まずは不妊の原因がどういったことから来ているのか、調べていく必要があります。そのため、様々な検査を受ける必要があります。
では、不妊治療の検査のひとつ、尿中LH検査について、ご紹介しましょう。
尿中LH検査は、排卵前の尿を採取し、黄体形成ホルモンがどのくらい含まれているのか、数値を調べる検査となっています。
黄体形成ホルモンは、排卵直前になると急激に増えるもの。
この現象のことを、LHサージと呼んでおり、尿、血液などにより、この濃度を調べることになります。
濃度を調べることで、排卵なども良そうすることが可能となります。
尿から検査を行っていくことになりますので、検査は簡単に行うことが出来ます。
特に、大変な検査ではないといえるでしょう。
ただし、この検査を行う際には検査を行うタイミングが重要となってきます。
病院では、この検査を行う際に「排卵前に、行う検査」ということで説明されることになると思います。
「排卵などは、いつ起きているのか分からない」と思われる方もいると思いますが、基礎体温をつけていくことで、おおよその予想はつきますので、基礎体温表をもとに、検査日が決められることになるでしょう。
このように、不妊治療の検査を行うためには、尿の採取を行い、尿中LH検査を行うこともあります。
不妊治療の際には、様々な検査を行うことになると思いますが、比較的楽に行うことの出来る検査といえるでしょう。
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