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鍼灸と不妊症

鍼灸は大陸から伝わった東洋医学に基づく民間療法のひとつである。

身体の外側から弱い刺激を与えて血流の障害などを改善する治療法である。

薬の服用とは違い治療を受ける人の年齢や状態をあまり選ばすに行えることや、施術を受ける人の状態に応じて刺激量を自在に操作できると言う利点がある。

難点としては施術者の腕前によって効果の出方が左右されてしまうこと、公的保険の対象外となってしまうため、費用が掛かることなどが挙げられる。

鍼に於いては肺への誤鍼(適切でない場所に鍼をさしてしまうこと)による気胸、温熱療法の1種である灸に於いては熱傷などのリスクがあるが、
これらは、まれな事例であり世間で思われているほど恐ろしい治療法ではないと言われている。

また、鍼は依存症になると言う噂が出たことがあるが、これは誤報である。

鍼灸の刺激は薬剤のように体に蓄積されるものではなく、治療の度に刺激量を増やさなければ効かないような事態に陥ることは無いそうだ。

ただし、虚弱体質で最初はごく弱い刺激しか受け入れられなかった人が、治療を行っていくうちに回復し、多少強い刺激にも耐えられるようになるケースは珍しくない。

鍼灸は男性不妊、女性不妊ともに有効性が認められている手法である。

鍼灸の適応症は世界保健機構が開示しているので参照していただきたい。

冷えを伴う月経痛等の随伴症状のある子宮内膜症等は他の温熱療法も対症療法として有効とされることもある。

温泉大国のわが国では各所に子宝の秘湯があるので、治療の合間の息抜きに湯めぐりをしてみるのも良いかもしれない。

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