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涼しいのが好きな精子 – 妊娠のメカニズムと不妊症

パートナーを妊娠させられるかは男性の精液に含まれる精子の数の多寡と、その精子がいかに元気に活動できるかによって決まると言われている。

小中高の保健体育の授業のスライド等で精子が尾を使って動く画像を見たことがある方も多いだろう。

胎内に入った精子は卵子を目指して泳ぐように進むのだが、この泳ぎ方は精子自体の質と共に温度が関係すると言われている。

体の外から見て認識できる生殖器を外性器と言う。男性の外性器は女性のそれより総面積が広い。

これは精液を作る器官を高温にさらさないための仕組みである。

女性の卵子が暖かい体内を好むのと違い、精子は体温より高い温度の液体内だとあまり活発に動けないと言われている。

精子が最もよく動くのは31度~33度程度、丁度夏の東京の気温位の温度だと言われている。

低い温度がいいと言っても冷やすと今度は活性を失ってしまうので要注意だ。

締め付けがなく通気性の良い服を選び、風邪などはすぐに治すことが精子の活性を弱めないことにつながると言われている。

特に成人のおたふくかぜや麻疹などは不妊に繋がりやすいので子供を望む人は早めにワクチンなどの予防策を取っておいた方がよい。

妊娠の可能性がない時の女性の身体は精子にとってシビアな対応をする。

女性の場合、性欲の感じ方は卵子のあり方に支配されるため日によってむらがある。

精液は弱アルカリ性で精子はその条件下で活発に動くが、子宮に続く膣は排卵期以外はそれなりに強い酸性を保っており、異物の侵入を阻んでいる。

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